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私募債

私募債とは、公募債(広く一般に募集される社債)とは異なり、一般的に金融機関その他特定少数の投資家(50名未満)に引受を依頼し、債券を発行するものです。

メリット

  • 資金調達の多様化
    私募債は銀行借入とは異なり、資本市場から直接資金を調達する手段の一つであり、資金調達の多様化を図ることができます。
  • 企業のイメージアップ
    私募債は一定の財務水準を有する企業によって発行されているため、「優良企業」との評価が得られます。また、私募債を発行すると地元新聞等に発行の内容が掲載される場合がありますので、対外的にアピールすることが可能です。
  • 調達コストの確定
    一般的に私募債は固定金利商品であり、金利環境によっては低利で安定的な資金調達ができるメリットがございます。
  • 簡単な発行事務
    私募債の事務手続の大部分は、銀行(埼玉りそな銀行)が行いますので、発行会社の事務負担はきわめて少ないといえます。

種類

私募債には、銀行保証付私募債と信用保証協会保証付私募債の2種類があります。

銀行保証付私募債

銀行保証付私募債とは、私募債の元利金支払を銀行(当社)が保証する保証付きの私募債です。 銀行保証付私募債は、社債自体が無担保であることや、発行事務手続等が容易であることからも、近年の発行件数は大幅に増加しております。

信用保証協会保証付私募債

信用保証協会が、一定の要件(適債基準)を満たす中小企業の発行する社債(私募債)について保証を行なうことにより、その事業資金を供給し、企業の事業発展に資することを目的としています。
最近では適債基準の緩和(新基準制定)により、発行件数は拡大しております。

しくみ

埼玉りそな銀行の私募債は、以下のようなしくみになっております。

  • 発行に際しましては、事前に当社(信用保証協会保証付の場合は当社および信用保証協会)の審査手続きが必要となります。