ゴルフ場に向かう時の服装、これで大丈夫?
ゴルフ場に向かう時、どのような服を着ていますか。「早朝で整える時間がないから」「車で行くし誰にも会わないから」とTシャツにジーンズ、サンダル履きなどのカジュアルな服装でクラブハウスに入っていないでしょうか。
プレー時の服装については、ジャージなど非常にラフなスポーツウエアが禁止されていることは広く知られています。しかし、ゴルフ場に向かう際の服装については気にしない方が少なくないようです。
男性は襟付きシャツにジャケット、スラックス着用が正式なマナーです。足元もスニーカーやサンダルではなく、革靴を履いて行きましょう。
また、女性プレーヤーにも男性と同様の服装が求められます。襟付きシャツやジャケット、パンプスはもちろんのこと、パンツの際はフルレングス、スカートならばストッキングもしくはタイツ着用を心掛けてください。
クラブハウスに入る時の服装がだらしないと、それだけで一緒にラウンドするプレイヤー、そしてゴルフ場側からの印象が悪くなる可能性があるので注意しましょう。
ちなみに、帰る際の服装も同様です。ラウンド後に入浴した場合でも、ラフな格好でクラブハウスを出ないように気を付けてください。
人間性までもが分かる?経営者のゴルフはここに気を付けて!
ゴルフプレー中の基本的なマナーを知っている人でも、見落としがちな点があります。それは「時間」についてです。
ご存知の通り、ゴルフは18ホールもあるコースを同じメンバーでラウンドするスポーツです。食事や休憩時間を除いても4時間ほど、同じ人たちと過ごすことになります。平日ならともかく、休日ともなればたくさんの組がラウンドしている場合が多いでしょう。そんな時、ダラダラと時間を引き延ばされるようなプレーをされたらどうでしょうか。不満を持たれるほど時間がかかるプレーは避けるようにしましょう。
まず「集合時間」、「1打目を打つ前に2回以上素振りをしない」を厳守してください。小さなことですが、皆が守ることでプレー時間の無駄を減らすことができます。
また、プレー中の振る舞いも見直してみてください。例えば、バンカーに入った球を打った後、きちんと砂を整えているでしょうか。同行者に任せている人もいるかもしれません。必ずプレーした人が自分で整えるようにしましょう。
長時間同じメンバーと一緒に過ごすため、人間性もしっかり見られてしまうのがゴルフというスポーツです。逆に言えば、マナーに気を使うことで好印象を与えることができるでしょう。
マナーを守ることで、取引にもいい影響を!
ゴルフは審判のいないスポーツです。一緒にラウンドする全てのメンバーが快適にプレーできるかどうかは各自のマナーにかかっています。
仕事相手、特に重要な取引先とのゴルフは、ゴルフ場に到着してから帰るまでの一挙手一投足まで見られていると考えておいた方がいいでしょう。ちょっとしたことで好印象を与えることも、反対に心証を損なうこともあります。
マナーを守ってプレーを楽しみながら、さらなる取引に繋がれば言うことなしです。この機会に、自分のプレーの仕方、コース上そしてクラブハウスでの振る舞いについてセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。