特 P集CLOSE U情報のハブとしての価値創出INTERVIEW共創社会のハブの役割1010地元プロバスケチームクラフトビール企画・提案●地域連携のハブ機能の提供●「農業×○○」による新たな価値創造廃棄のイチゴの確保のために連携法人部 アグリソリューションデスク地域の醸造所イチゴ農家自治体◀完成したクラフトビール幼い頃から農業や自然に興味がありました。学生時代には農学を専攻していたこともあり、銀行でいつかは農業ビジネスに携わりたいと思って働いてきました。長い年月がかかりましたが、ようやく一歩目を踏み出せたと思っています。アグリ分野は、生産に加え、流通、食料安全保障、環境や健康への意識、GXや生物多様性など多様なトピックスがあり、想像以上に大きく・急激に変化している分野です。このような難しい環境に直面しているお客さまと一緒に「新たなネットワーク」や「新たなビジネス」づくりを考え、このような難しい環境下でもワクワクできるような取り組みを重ね、「困ったときに頼りにしていただきながら一緒に乗り越えていくパートナー」として認められるよう、活動していきたいと思っています。埼玉県の基幹産業である農業を起点に、食料・資源循環などの関連産業までを含めたアグリ分野の活性化に向けた取り組みを行っています。当社およびグループのお客さまネットワークという強みを活かし、農業と異業種を結び付け、新たな化学反応を起こすことで新たな価値を生み出し、皆が成長していくことを目指して取り組んでいます。アグリ分野への想い法人部 アグリソリューションデスク グループリーダー 鈴木 洋介地域振興アグリソリューションデスクとはイチゴ農家とビール醸造所を繋ぎ、地域連携で廃棄イチゴを活かす取組み農業者・自治体・地場の企業など、各々が、「もっとこうしたら良いのに」という想いを持っていても、一人の力では行動に踏み出せないことが多くあります。●「 丹精込めて栽培したイチゴだが、収穫時期を過ぎてしまうと廃棄されてしまい残念」●「地域の農業をもっと盛り上げていきたい、地域の名産をもっとアピールしたい」●「地域密着の取り組みを通じて、新たなファンを獲得したい」今回、その一人ひとりの“地域を盛り上げていきたい”という共通する熱い想いに共感し、“情報のハブ”として実現に邁進しました。今回の取り組みは、「プロバスケチーム×農業で何か実現したい」というところからスタート。地域のクラフトビール醸造所や県や市などの自治体、そして農業者へと情報のハブとして協力の輪を広げていきました。廃棄予定のイチゴの活用という未利用資源への取り組みはフードロス削減にも繋がり、農業全体へのプラスの価値の提供であること、また「農業×〇〇」を通じてご協力いただく関係者の方々の未来もプラスになることを強く胸に刻んで取り組んだことが実現に繋がりました。
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