食品残渣を未来のエネルギーへ 越生梅林梅まつりで実現したサステナブルな石炭代替燃料「バイオコール」によるミニSL走行
埼玉りそな銀行は、食品残渣を原料としたサステナブルな石炭代替燃料「バイオコール」を活用したミニSLの走行を、複数の支店と法人部アグリソリューションデスクが連携し、企業・教育機関・地域団体をつなぐハブとして実現を後押ししました。
本プロジェクトのきっかけは、栗橋支店の取引先である株式会社地域バイオエネルギー研究所が、食品工場などから発生する食品残渣に着目し、石炭代替燃料となる「バイオコール」の研究・開発に取り組んだことでした。
同社社長の夢の一つは、バイオコールでSLを走らせることであったことから、夢の実現への第一歩としてミニSLから始めることを提案し、実現に向けてパートナー探しから取り組みを開始しました。
はじめに、宮代支店のネットワークを活用して日本工業大学駒場中学・高等学校(ものつくり部SL班)と連携し、同校が管理するミニSLでバイオコールの実証実験を実施しました。実験を通じて、燃料形状や燃焼特性の検証を行い、実用化に向けた改良を進めました。
また、関東三大梅林の一つである「越生梅林梅まつり」では毎年ミニSLを運行していることから、越生毛呂山支店のネットワークを活用し、越生町観光協会との橋渡しを行い、バイオコールを活用したミニSLの運行へとつなげました。
この取り組みは、これまで廃棄物として処理されていた食品残渣を環境配慮型エネルギーへ転換し、循環型社会の実現に貢献するものです。企業・教育機関・地域団体を結び付けることで、地域課題の解決と新たな地域価値の創出につなげたことに加え、子どもを対象にしたイベントに活用することで、子どもたちに楽しみながら未来のエネルギーを体験していただくことにもつながりました。
当社は今後も「道徳銀行」として、地域やお客さまとともに社会課題の解決に取り組み、新たな価値創造を通じて持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。