「埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合(通称『埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)』)」の設立について
2022年4月27日
株式会社 埼玉りそな銀行
りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、成長性を秘めた意欲ある創業・第二創業企業のお客さまの経営支援を目的に、PE&HR株式会社(代表取締役 山本 亮二郎)と投資ファンド「埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合(通称『埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)』)」を本日設立しました。
創業・第二創業企業の財務・経営支援を通じて、起業しやすい埼玉県の実現に貢献します
創業・第二創業企業のお客さまは、優れた技術力やサービス力を持ちながらも、実績や財務面に課題があるなどの理由から成長の機会を失っているケースがあります。本投資ファンドは、県内の創業企業の投資育成や経営支援に取り組むPE&HR株式会社が運営する投資ファンドへの出資を通じて、財務・経営の両面から地域の創業企業をサポートします。
多様な出資ニーズに機動的に対応します
埼玉りそな銀行はこれまでも様々なニーズに対応する投資ファンドで創業企業をサポートしています。本ファンドは投資金額や投資形態、対象地域などに柔軟に対応できるようになっており、創業企業の様々な資本性資金の調達ニーズに機動的にお応えします。
【埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合の概要】
| 名称 | 埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合 通称：埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ) |
|---|---|
| 投資形態 | 普通株式、種類株式 |
| 投資金額 | 上限100百万円(1社あたり) |
| 投資期間 | 10年 |
| 償還方法 | 特段定め無し(M&A、IPO、MBO、自社株買い等) |
| 無限責任組合員(GP) | PE&HR株式会社 |
| 有限責任組合員(LP) | 埼玉りそな銀行 |
| 投資目的 | 創業・第二創業企業へのエクイティ投資を目的とし、資本の面からサポートするとともに、資金繰りの安定化と県内での起業マインド向上を通じた地域活性化を目指す。 |
【スキーム図】
【直近の創業支援の充実に向けた埼玉りそな銀行の主な取り組み】
| 2016年4月 | 邦銀初となる創業・第二創業企業への直接出資を行う「埼玉りそなインキュベーションファンド」(現:渋沢栄一スタートアップファンド)の取扱開始 |
|---|---|
| 2016年6月 | 全国初の地域版ベンチャーキャピタル「東松山起業家サポートファンド」を設立 |
| 2021年7月 | 埼玉りそな銀行ビジネスプラザさいたま内に「創業支援デスク」を創設 |
| 2022年4月 | 埼玉県信用保証協会と連携したパッケージ型のスタートアップ企業向け協調融資商品「埼玉りそなリンクアップローン」の取扱開始 |
| 2022年4月(本件) | 埼玉県内経済活性化に資する創業・第二創業企業へエクイティ支援を行う「埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合(通称『埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)』)」を設立 |
| 2022年5月 | 事業計画策定支援と伴走支援付きプロパー融資「埼玉りそな創業応援ファンド(ローン)」を5月10日(火)から取扱開始 |
【創業企業向けの投資ファンド】
| 名称 | 渋沢栄一 スタートアップファンド | 東松山起業家サポート 投資事業有限責任組合 | 埼玉りそな創業応援 投資事業有限責任組合(本件) |
|---|---|---|---|
| 投資対象 | 優れた技術もしくは成長性がある創業・第二創業企業等 | 東松山市内の成長力のある未公開企業 | 埼玉県内経済活性化に資する創業・第二創業企業等 |
| 投資形態 | 種類株式 | 特段の定め無し | 普通株式、種類株式 |
| 投資上限 | 10百万円 | 特段の定め無し | 100百万円 |
| 投資期間 | 原則5年以内 | 10年 | 10年 |
| 償還方法 | 原則自社株買い、第三者売却 | 特段の定め無し(M&A、IPO、MBO、自社株買い等) | 特段の定め無し(M&A、IPO、MBO、自社株買い等) |
| 投資地域 | 原則埼玉県内 | 原則東松山市内 | 原則埼玉県内 |
| 無限責任組合員 | 埼玉りそな銀行による個別運用 | PE&HR株式会社 | PE&HR株式会社 |
| 有限責任組合員 | 埼玉りそな銀行による個別運用 | 埼玉りそな銀行 | 埼玉りそな銀行 |
