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和光紙器株式会社へのサステナビリティ・リンク・ローンによる融資の実行について

2022年9月30日

株式会社 埼玉りそな銀行

りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、和光紙器株式会社(代表取締役社長 本橋 志郎)に対して、「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)による融資を本日実行しました。

SLLとは、環境・社会・経済に対するお客さまの「サステナビリティ戦略」と、それに整合した目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット 以下「SPT」)を定め、達成状況に応じて金利等の融資条件が連動する借入手法です。

リサイクル原料を使用したサステナブルな包装資材の販売枚数を目標設定した初のSLLです

和光紙器は、段ボールや一般包装資材の製造・加工・販売を行っています。独自商品として開発したPolyecoleneは、リサイクル原料を使用しており、繰り返し使用できる包装資材として、環境負荷低減と循環型社会の実現を後押ししています。

今回自社の成長と環境負荷の低減を同時に実現するため、「Polyecoleneシリーズの累計販売枚数」をSPTに設定しました。なお、包装資材製造業を営む企業へのSLLの実行は金融機関として初となります。

また、株式会社格付投資情報センターよりSPTの合理性等についてセカンドオピニオンを取得しています。

【スキーム図】

【サステナビリティ・リンク・ローンの概要】

実行日 2022年9月30日
借入金額 1.3億円
借入期間 5年
資金使途 長期事業資金
第三者評価機関 株式会社格付投資情報センター(R&I)
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