

INDEX
- 家事時短のポイント!頑張りすぎない効率的な家事を目指そう
- 【料理・掃除・洗濯】分野別!家事の時短アイデアを紹介
- 家事の時短につながる便利グッズを活用しよう
- 家事代行や外部サービスを利用する方法も!
- まとめ
家事時短のポイント!頑張りすぎない効率的な家事を目指そう
家事の時短を実現するには、まず、家事に取り組むときの心の持ち方から見直してみましょう。
頑張りすぎない効率的な家事の心得
毎日を快適に過ごすためには、掃除、洗濯、炊事、買い物といった家事が欠かせません。しかし、家事には終わりがありません。全てを完璧にこなそうとすると、時間がいくらあっても足りず、快適に生活するための家事のせいで、かえってストレスを感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
家事の時短を実現するには、まず、家事に対する心の持ち方の見直しから始めてみるのも一つの方法です。以下に、家事の時短につながる心得を挙げたので参考にしてください。
- 1.家事にかける時間を減らし頑張りすぎない
- 2.完璧を目指さない
- 3.できる範囲でやれることをする
- 4.無駄を省き効率的な家事を目指す
- 5.時短につながるアイデアや工夫を気軽に試してみる
家事の時短を実現するためのポイント
家事の時短を実現するには、気持ちの切り替えだけでなく、ちょっとしたコツを知ることも重要です。具体的な時短アイデアを紹介する前に、時短のためのポイントを紹介します。
家事をタスク化しやることを習慣化する
必要な家事をピックアップしてタスク化し、いつやるのかを決めておくと時短につながります。例えば、平日は部屋を簡単に片づけるだけにして掃除機は休日にかける、洗濯は1日おきにする、夕食の下ごしらえは朝にやるなど、ライフスタイルに合わせて決めておくのがおすすめです。家事を効率的にこなすにはある程度の段取りが必要で、この段取りを考えるだけでも時間がかかります。一度段取りを決めてしまえば考える時間を減らせますし、毎日繰り返すことで何も考えなくても家事がこなせるようになります。
「~ついで家事」を取り入れる
汚れをためてしまうときれいにするのに苦労する場合があります。だからといって、キッチンや洗面所、トイレの掃除を毎日するのは難しいという方も多いでしょう。そんなときは、「ついで」の家事がおすすめです。食器を洗うついでにシンクをきれいにする、トイレを使ったついでに汚れをサッと落とす、歯磨きをしながら洗面所の鏡を磨くなど、隙間時間を上手に利用してみましょう。
家事導線を考えて用具を配置する
家事に必要な用具やグッズを取り出しにくい場所にしまい込んでいると、すぐに取り出せず時間がかかったり、家事をする気がうせてしまったりすることもあります。家事をする際に自分がどのような動きをするのかを考え、取り出しやすい場所に配置するだけでも、家事の時短につながります。
家電の便利機能や便利グッズを活用する
家事の時短につながる家電やグッズを積極的に活用してみましょう。また、大掃除や日常的な家事も含め、家事代行などの外部サービスをうまく取り入れ、家事の時短を図る方法もあります。
次では、家事の分野別にすぐに実行できる時短アイデアを紹介します。
【料理・掃除・洗濯】分野別!家事の時短アイデアを紹介
さまざまな時短アイデアがありますが、ライフスタイルによって取り入れやすいもの、取り入れにくいものがあるでしょう。ここでは、料理、掃除、洗濯の分野別に時短アイデアをいくつか紹介しますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
料理の時短アイデア
料理に関するタスクは、「献立を考える」「買い物をする」「下ごしらえをする」「調理する」「後片付けをする」など数多くあります。毎日のことなので、できるところからやってみましょう。
献立をまとめて考えルーティン化する
朝食、昼食はある程度ルーティン化できても、夕食の献立に悩む方は多いのではないでしょうか。1週間分の献立をまとめて考え、それを繰り返す方法もおすすめですが、曜日ごとに同じメニューが続くと飽きてしまいます。また、1週間分の献立を細かく決めるのもそれはそれで大変です。例えば、月曜は焼き魚、火曜は肉と野菜の炒め物、水曜は丼物、木曜は煮込み料理など、メイン料理の素材と調理方法をざっくりと決めておくだけでも、献立を考える時間が短縮できます。
ネットスーパーを活用する
仕事などで忙しい日は買い物する時間も取れないということがあるでしょう。ネットスーパーなら、通勤途中や休憩時間に簡単に買い物ができます。配達してくれるので、重い荷物を持つ必要もありませんし、あらかじめ献立を立ててまとめ買いをすれば、特売品にひかれて必要のないものを買うリスクも避けられます。
下ごしらえした食材や作り置きのおかずを冷凍する
火の通りにくい根菜など、下ごしらえした食材をいくつか冷凍して保存しておくと調理時間を短縮できます。また、常備菜になるおかずをたくさん作って、お弁当用、夕食用と小分けにして冷凍しておくのもおすすめです。
市販の合わせ調味料を活用する
献立を考えるのが面倒で、毎日同じような料理になってしまう場合は、市販の合わせ調味料をうまく活用するとバラエティに富んだ食卓になります。素材を炒めて混ぜるだけで一品が出来上がる合わせ調味料も便利ですが、塩こうじやめんつゆ、焼き肉のタレなどいろいろなアレンジに活用できる調味料も時短料理には欠かせません。
掃除の時短アイデア
玄関、キッチン、トイレ、お風呂場、居間など掃除が必要な箇所は数限りなくあるため、汚れをためてしまいがちです。時短アイデアをうまく取り入れて、汚れにくい部屋を目指しましょう。
最後に入浴した人がお風呂場の水分をふき取る
お風呂場の水分を放置しておくとぬめりやカビが発生しやすく、特にカビはこびりつくとなかなか落ちません。ぬめりやカビを予防するためにも、こまめに水分をふき取り、換気をしっかりしてください。毎日の入浴のついでに掃除をするだけで、年末の大掃除がぐんと楽になります。
各部屋は浮かせる収納で掃除や片付けの手間を省く
お風呂グッズをはじめ、キッチンや部屋に浮かせる収納を取り入れると掃除時間の短縮につながります。例えば、お風呂場はシャンプーやいす、ボディソープなどと床の接地面にぬめりやカビが発生しやすく、水分をふき取ったとしても十分ではありません。お風呂グッズを吊るすことで、乾きやすく掃除の手間も減ります。
また、キッチンや居間なども家具や床との接地面にホコリがたまりやすく、拭き掃除をする際などにものをどかす作業が面倒という声をよく聞きます。また、収納が面倒で出しっぱなしになる生活用品も多いのではないでしょうか。取り出しやすい場所に吊るして収納することで片付けもしやすくなります。
「~ついで掃除」を実践する
時短ポイントのところで紹介した「~ついで家事」は、掃除の分野で特におすすめです。トイレは一日一回、サッと拭く、洗面所やキッチンのシンクは夜寝る前に気になる汚れを落とすだけでも、きれいな状態を維持しやすくなります。
汚れがたまりやすい場所のそばに掃除道具を置く
掃除機や使い捨てのお掃除用品はしまい込まずに、汚れがたまりやすい場所のそばに置くと、気づいたときにすぐ掃除でき、汚れをため込まずに済みます。
使い捨ての掃除用品を活用する
掃除する際に雑巾を使うと、使った後の雑巾をきれいにする手間が発生します。トイレや汚れのひどい場所を掃除するときは特に、掃除後にそのまま捨てられる使い捨ての掃除用品を使うのがおすすめです。
洗濯の時短アイデア
洗濯も、「仕分け」「干す」「取り込む」「たたむ」「タンスにしまう」など作業工程の多い家事です。割り切ってしまえば、時短ポイントは随所にあります。
スピードコースを利用する
洗濯機には標準コースのほかに、スピードコースや自分で時間設定ができるコースなどが備わっています。バスタオルやあまり汚れていない衣類などはスピードコースで洗濯すると時短になります。
夜に洗濯をして部屋干しにする
洗濯は日中晴れた日にすると決めてしまうと、お天気に左右されてうまく進みません。また、朝は忙しく、洗濯機を回したのはいいけれど干す時間が足りないといった事態になることもあるのではないでしょうか。
朝より時間に余裕のある夜に洗濯をして部屋干しにすると、自分のペースで進められます。部屋干しをする際は、サーキュレーターや除湿器を活用して、乾きやすくなる工夫をしましょう。
干したままハンガーで収納する
洗濯物をたたんでしまう作業も短縮できるとかなりの時短につながります。ハンガーを使って干したものはそのまま
クローゼットやハンガーラックに収納するのがおすすめです。
洗濯機の乾燥機能を活用して乾く時間を短縮する
乾燥機能が付いた洗濯機があるなら乾燥時間の短縮に役立てましょう。完全に乾くまで使用すると余計に時間も電気代もかかりますが、脱水後に10分程度乾燥してから干すと時短につながります。
家事の時短につながる便利グッズを活用しよう
時短につながる便利グッズや、ほったらかし調理ができる家電など時短アイテムを紹介します。時短アイデアの実行だけでは思ったような時短につながらないという方は、取り入れてみてください。年々、便利な家電やグッズが増えているので、新情報をキャッチできるように常にアンテナを張っておくといいですよ。
【家電の例】
- フードプロセッサー…野菜のみじん切りや千切りなど料理の下ごしらえに役立ちます。
- 食器洗い乾燥機…食後の片付けの時間を大幅に削減できます。
- 電気圧力鍋…食材や調味料を投入してスイッチを入れるだけの簡単家電です。
- ロボット掃除機…仕事で家にいない時間などに自動で掃除をしてくれます。
- コードレス掃除機…充電式のコードレス掃除機は気づいたときにサッと掃除ができて便利です。
【便利グッズの例】
- 食材用キッチンバサミ…ネギや肉などちょっとしたものを切る際に活用できます。
- クッキングシート…調理の際にフライパンやオーブン皿に敷けば、洗い物の手間を減らせます。
- 使い捨てまな板シート…使いたいサイズに切り、まな板の上に敷いて使えます。
- 排気口カバー…コンロの排気口にかぶせておけば、油汚れを予防できます。
家事代行や外部サービスを利用する方法も!
自分を含め、家族だけで家事の全てをこなすのではなく、外部サービスを利用しながら家事の時短を図る方法もあります。
ネットスーバーを利用して買い物時間を短縮したり、テイクアウトを活用したり、最近は大掃除などの時期だけでなく、日常的に家事代行サービスを利用したりするケースも増えているようです。
家事代行サービスのいい点は、それぞれのライフスタイルに合わせて必要な家事の代行を依頼できることです。キッチンの掃除や庭の掃除、お風呂掃除、料理、窓ふきなどさまざまなサービスがあります。
また、高齢の方は年齢とともに家事の負担を感じやすいとされていますが、例えば、腰が痛い、腕が上がらないなどの体の調子に合わせて、自分でやるにはつらい家事を優先した高齢の方向けのプランを用意している会社もあります。
その他、若い方にはプロの技術を間近で学ぶことができ、家事を効率よく行うコツを得られるかもしれない点も注目されています。
まとめ
家事は毎日のことなので、完璧を目指すと足りないところばかりが気になり気持ちも晴れません。頑張りすぎずに、できるだけ効率よく行うことを心掛けるといいでしょう。家事の時短について、分野別に紹介したので毎日の家事の時短に役立ててください。また、家事代行などの外部サービスに頼る方法も時短に大きくつながります。
【参考情報】
ニュースリリース「家事代行サービス・ハウスクリーニングサービスの紹介開始について」
※上記内容は、執筆者が作成したものであり、埼玉りそな銀行の見解を示しているものではございません。
執筆者:五賀 雅子
暮らし・趣味


























