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監修者プロフィール
株式会社地域デザインラボさいたま
お花畑や雲海など秩父の自然を満喫しよう
目の前に広がる景色に思わず歓声!「広大な花の丘陵」から「神秘の雲海」まで、SNS映えも期待できる秩父の自然をご紹介しましょう。
羊山公園 芝桜の丘
秩父のシンボルである武甲山の麓、羊山丘陵にある花の名所「羊山公園 芝桜の丘」。ピンクや紫、白の芝桜が一面に広がるさまは、まさに「花のパッチワーク」です。約1万7600平方メートルの広大な敷地に咲くカラフルな芝桜は、SNSでも話題に。見ごろは4月中旬~5月上旬。「秩父観光なび」 で開花状況など詳しい情報を確認できます。
◆Information
羊山公園 芝桜の丘(見頃:4月中旬~5月上旬)
http://www.chichibuji.gr.jp/spot/spot-syousai10/
埼玉県秩父市大宮6360
アクセス:
西武秩父線「西武秩父駅」(構内タクシーあり)下車 徒歩約1.5km 「横瀬駅」下車 徒歩約1.4km
秩父鉄道「お花畑駅(芝桜駅)」下車 徒歩約1.5km
駐車場:あり
秩父ミューズパーク
秩父市と小鹿野町にまたがる広大な公園。音楽堂などの芸術・文化施設、多彩なスポーツ施設のほか、庭園、サイクリングロード、汽車型のスカイトレインなどがあり、幅広い年代が楽しめます。一日たっぷり遊んだ後には、温泉(PICA秩父内)があるのもうれしいですね。
近年、雲海でも有名な秩父ですが、秩父ミューズパークの「展望台」と「旅立ちの丘」は、秩父雲海の観賞スポットです。市街地を覆う雲海が夜景に照らされて輝く「雲海夜景」や、秩父公園橋が雲海に包まれる幻想的な「天空の橋」などの眺めを楽しめます。
◆Information
秩父ミューズパーク
https://www.muse-park.com/
埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
アクセス:
秩父鉄道「秩父駅」または西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」下車
→秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」乗車(乗車時間約20分)
西武鉄道西武秩父線「西武秩父駅」下車
→小鹿野町営バス「西武秩父駅線」乗車(秩父ミューズパーク南口付近に停車。乗車時間約20分)
駐車場:あり
美の山公園
美の山公園は標高581.5mの「蓑山(みのやま)」山頂にある、広さ41haの緑豊かな公園です。桜、ヤマツツジ、アジサイなど四季折々の花や山野草が出迎えてくれます。日本夜景100選にも選ばれており、こちらも雲海スポットとして有名です。
秩父には珍しい独立峰のため、秩父の市街地や奥秩父の山々の雄大なパノラマが望めます。山頂の駐車場へ車でアクセスできるので、お子さま連れやご年配の方にも便利です。
◆Information
美の山公園(美の山国民休養地)
https://www.pref.saitama.lg.jp/b0504/minoyamakouen-top/
埼玉県秩父市黒谷2372
アクセス:
【花園方面から】関越自動車道・花園インターチェンジから、国道140号を秩父方面へ約20km(40分)
→「皆野町役場入口」交差点を左折、約7km(15分)
【飯能方面から】国道299号・上野町交差点を右折、国道140号を長瀞方面へ約5km(10分)
→「美の山入口」交差点を右折、約6km(15分)
駐車場:あり
三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
奥秩父の荒川源流にある冬の名所で、岩清水が凍ってできる氷の芸術です。大きい氷柱は高さ10メートルにもなり、迫力満点!見頃の時期には「大滝氷まつり」が開催され、夕刻からはライトアップで幻想的な姿を見ることができます。河原は足元が悪いので、歩きやすい靴で行きましょう。
◆Information
三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1403/
秩父市大滝4066-2(ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場)
秩父市大滝4011-1(つちうちキャンプ場)
アクセス:
西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス三峯神社線「三十槌バス停」にて下車
秩父鉄道「三峰口駅」から秩父市営バス川又線もしくは西武観光バス三峯神社線「三十槌バス停」にて下車
駐車場:あり
長瀞ラインくだり
長瀞のダイナミックな景観を眺めながら、荒川を豪快にすべるラインくだり。蛇行する川を和舟でくだるコースは、まるでジェットコースターのよう。船頭さんが巧みに竿をさばきながら、テンポのよいガイドでラインくだりを一層楽しいものにしてくれます。
冬の1~2月は「ぽかぽか こたつ舟」が運航し、流れの穏やかな場所(瀞場・とろば)を約20分かけてゆっくり一周。舟に設置されたこたつで温まりながら、岩畳などの景観を楽しめます。
◆Information
長瀞ラインくだり
https://www.chichibu-railway.co.jp/nagatoro/boat.html
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
アクセス:
秩父鉄道秩父本線「長瀞駅」下車
→駅前の「長瀞ラインくだり本部」より無料送迎バスでスタート地点へ移動
駐車場:あり
長瀞ラインくだりについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください!
長瀞を観光するならココ!渓谷美を楽しめるラインくだりから花の名所まで人気のスポットをご紹介
話題のパワースポット!神社へ参拝しよう
関東屈指のパワースポットとして名高い「秩父三社」をご紹介します。ぜひ参拝に訪れてみてください。
秩父神社
鎮座2100年を超える歴史ある神社で、知知夫国一之宮として古くから崇敬を集めています。現存する社殿は1592年に徳川家康が寄進したもので、江戸時代初期の建築様式をよくとどめています。
12月に行われる例祭の「秩父夜祭」は、国の重要無形民俗文化財と重要有形民俗文化財に指定され、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と共に、日本三大曳山祭りとして有名です。豪華な笠鉾や屋台の曳き回しに呼応する盛大な打ち上げ花火が、夜祭を盛り上げます。
◆Information
秩父神社
http://www.chichibu-jinja.or.jp/
埼玉県秩父市番場町1-3
アクセス:
秩父鉄道「秩父駅」下車 徒歩3分
西武秩父線「西武秩父駅」下車 徒歩15分
駐車場:あり
三峯神社
三峯神社は、三峰山の標高約1100mのところに鎮座しています。創始は日本武尊(やまとたけるのみこと)と伝わり、伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の二神をまつっています。江戸時代、眷族のオオカミ(お犬さま)の霊力が信仰され、霊地として栄えました。
拝殿の色鮮やかな彫刻や三つの鳥居が合わさった形の三ツ鳥居、樹齢推定800年のご神木など見どころが多い神社です。山道での車の渋滞など、たどり着くまでに時間がかかることが多いので、余裕を持って出かけましょう。
◆Information
三峯神社
https://www.mitsuminejinja.or.jp/
埼玉県秩父市三峰298-1
アクセス:
西武観光バス三峯神社線(西武秩父駅~三峯神社)約75分
駐車場:あり
寶登山(ほどさん)神社
日本武尊が東国平定の折、山火事に遭ったところをどこからともなく現れた犬たちが救い、火を消しました。犬は山の神の使いだと考えた日本武尊は、山頂に神をまつり「火止山(ほどやま)」の名をつけたと語り継がれています。そのため、寶登山(ほどさん)神社は火災除けや厄除けの神様として厚く信仰されています。
宝登山山頂には奥社があり、ハイキングコースで目指せるほか、ロープウェイでも行けます。山頂では梅、蝋梅、ツツジなどが見られるほか、小動物公園もあるので一日楽しめるでしょう。
◆Information
寶登山(ほどさん)神社
http://www.hodosan-jinja.or.jp/
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
アクセス:
秩父鉄道「長瀞駅」下車 徒歩15分
駐車場:あり
道の駅にある温泉で疲れを癒やし、秩父のお土産を買って帰ろう!
お土産が買えるだけでなく、温泉に入れるところも!秩父の「道の駅」をご紹介します。
道の駅 大滝温泉
道の駅 大滝温泉には、深さ1000mから湧き出す温泉を楽しめる「遊湯館」や食事処、民俗資料館などがあります。大滝温泉は弱アルカリ性で角質の余分な汚れを取り除き、つるつるの美肌になると好評。観光帰りに温泉でひと休みすれば、疲れも吹き飛びますね!
◆Information
道の駅 大滝温泉
https://www.michinoeki-network.jp/otaki/
埼玉県秩父市大滝4277-2
※温泉は木曜日定休(祝日の場合は営業、振替なし)
道の駅 ちちぶ
道の駅 ちちぶは秩父市の中心地にあり、観光の拠点に便利な立地です。地元の特産品が買えるのはもちろん、各種レストランも併設されており、わらじかつ丼や豚みそ丼、おっきり込みや蕎麦などの郷土料理が楽しめます。無料飲水施設の「ちちぶの水」をお土産に持ち帰ることも可能です。
◆Information
道の駅 ちちぶ
https://www.michinoeki-network.jp/chichibu/
埼玉県秩父市大宮4625
ところで、秩父のお土産は数多くありますが、実はワインもおすすめということをご存じですか?秩父は昼夜の気温差が大きく、夜の気温がぐんと低くなります。この気候がワイン用ぶどうの栽培に適しているのです。
たとえば、「秩父ワイン」 は1940年創業の埼玉県初の老舗ワイナリー。創業者の名前を冠した「源作印甲州シュール・リー2018」は日本ワインコンクールで4年連続金賞を受賞しています。
「兎田ワイナリー」 では、ワイナリー見学や無料テイスティングが楽しめます。秩父産のぶどうの味にこだわったワインを試飲してみてはいかがでしょうか。併設のレストランでは秩父の食材をふんだんに取り入れたメニューが楽しめます。
ワイン以外では、「ディアレットフィールド醸造所」(Instagram) のつくる国内唯一の蜂蜜酒もおすすめ!なんと人類最古のお酒ともいわれる蜂蜜酒は、「道の駅 ちちぶ」で購入できます。
ちなみに、国の伝統的工芸品指定「秩父銘仙」の着物に着替えて、ワイナリーを巡ることもできます。詳しくはこちらの記事をご覧ください
秩父の奥座敷へ女子旅しよう!~温泉・ワイン・フルーツざんまい!秩父銘仙と美酒に巡り合うオトナ女子旅~(ちょこ旅)
秩父を観光するなら「秩父観光情報館」へ
「西武秩父駅」の駅前には、秩父観光の窓口となる「秩父観光情報館」があります。秩父の見どころや飲食店、宿泊施設などのパンフレットはもらっておくと便利です。レンタサイクルもありますから、気候のよいときは自転車で周遊するのもおすすめ。また、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の特設コーナーもあり、聖地巡礼マップを配布しています。
◆Information
秩父観光情報館
http://www.chichibuji.gr.jp/kankou-jyouhoukan/
埼玉県秩父市野坂町1-16-15
まとめ
秩父には、ここでご紹介した以外にも観光名所が数多くあります。自然に恵まれた土地だけに、四季を通じてさまざまに楽しめるのがうれしいところ。さっそく、秩父の魅力を探しに出かけてみませんか?
※ご紹介した情報は2023年3月時点のものです。最新情報をご確認の上お出かけください。
- 2023/04/05新規作成