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監修者プロフィール
株式会社地域デザインラボさいたま
家族で川遊びやバーベキューなどが楽しめる埼玉の河原5選
子どもから大人まで、気軽に楽しめる人気のスポットを紹介します。
かわせみ河原(寄居町)
埼玉県寄居町を流れる荒川の河川敷にあります。一年を通してキャンプやバーベキュー、釣り、カヌーなどが楽しめる人気のスポットです。河原まで車の乗り入れができるだけでなく、テントのそばに車も駐車できるためオートキャンプのメッカとしても知られています。
河原に面した場所にある「埼玉県立川の博物館」 もおすすめです。大水車や荒川の模型ほか、ウォーターアスレチック施設、アドベンチャーシアターなど子ども向けの展示が充実しています。また、2023年夏は楽しいイベント「荒川いかだ下り」の再開も期待されています。
所在地:埼玉県大里郡寄居町大字保田原
利用料金:一日利用/車1台500円、バイク1台300円、徒歩入場者100円(一泊利用は2日分)
飯能河原(飯能市)
入間川が大きく蛇行してできた河原で、西武池袋線飯能駅から徒歩約15分のところにあります。川遊び、デイキャンプ、バーベキュースポットとして人気です。周辺にはバーベキュー器材のレンタルや材料の調達も可能な店舗がいくつかあるため手ぶらでのバーベキューも楽しめます。河原への自動車、バイクの乗り入れはできず専用の駐車場はありませんが、周辺に有料駐車場があります。
※2022年にバーベキュー目的の利用について有料の予約制とする実証実験を2回実施しているため利用の際はよく確認を
所在地:飯能市久下
利用料金:川遊びは無料
公式サイト:飯能河原の利用について(飯能市HPへのリンク)
川の広場バーベキュー場(ときがわ町)
荒川水系の清流「都幾川(ときがわ)」と雀川が合流する場所に、絶好のバーベキュースポットがあります。1カ月先までの予約が可能な「バーベキュー予約サイト」を利用すると、エリアまで車の乗り入れが可能でゴミの回収もしてくれます。テントやバーベキュー器材のレンタルもあります。
所在地:埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川4439番地5付近
利用料金:入場料1人500円(小学生以下無料)/予約サイト(スペースのみ)500円など
嵐山渓谷バーベキュー場(嵐山町)
広い河原が広がる槻川河川敷。バーベキュー場に沿って流れる槻川は浅瀬で流れも穏やかなため、のんびり川遊びやバーベキューが楽しめます。指定業者によるバーベキュー器材のレンタル、食材セットの販売があるため手ぶらでのバーベキューも楽しめます(要予約)。
近くには温泉もあり、夏のおでかけスポットとしては最高のロケーションです。
所在地:埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形2857
利用料金:施設利用料1人500円(中学生以上)/駐車場:普通車1台1000円、オートバイ1台400円
みなの親鼻河原(皆野町)
秩父鉄道の親鼻駅から徒歩で約10分のところにあります。かつての「リバテラス長瀞」が「みなの親鼻河原」としてリニューアルしました。河原まで車で下りられるため、バーベキューやキャンプのスポットとして人気です。
鉄橋を渡るSLの撮影スポットやライン下りの乗船場としても有名で、さまざまな楽しみ方ができます。
所在地:埼玉県秩父郡皆野町(親鼻橋下の下流約200mの河原周辺)
利用料金:利用料1人200円(1日)、普通車1台1000円(1日)
子どもも安心して遊べる清流2選
子どもは水遊びが大好きですが、乳幼児や小学生は安全にも十分な配慮が必要です。ここでは、浅瀬があり小さい子どもが一緒でも安心して遊べる川を紹介します。
ウォーターパーク・シラヤマ(横瀬町)
西武鉄道の横瀬駅から徒歩10分のところにあります。荒川水系「横瀬川」の両岸に整備された公園が広がっています。川の水は澄んでいて、浅瀬が多く流れも穏やかなので小さな子どもがいる家族連れにはピッタリのスポットです。ブランコや砂場、ジャングルジム、すべり台など定番の遊具もそろっているので、一日のんびり過ごせます。
所在地:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1913-41
利用料金:無料
ヤマメの里親水公園(東秩父村)
槻川沿いに整備された公園に流れる清流にはヤマメやカジカ、おたまじゃくしなどさまざまな生き物が住んでいます。水が澄んでいるので夏には川遊びも楽しめます。公園内ではヤマメ釣りもできるので挑戦してみてはいかがですか。
所在地:埼玉県秩父郡東秩父村皆谷741
利用料金:無料
アクティビティなど大胆な水遊びが楽しめるスポット3選
川に入って遊ぶだけでなく、ボートや川下り、刺激的なアクティビティが楽しめるスポットもあります。
越谷レイクタウンボートパーク(越谷市)
水害対策で作られた調整池で4月~10月の土曜日、日曜日にボート遊びが楽しめます(要予約)。ボートは「ディンギー」「カヌー」「カヤック(2人乗り)」「カヤック(1人乗り)」の4種類から選べます。乗る前に10分間の操縦講習を受ける必要があります。
秩父ジオグラビティパーク(秩父市)
荒川の両岸につり橋が架けられ、それを利用したさまざまなアクティビティを楽しめます。つり橋の上をハーネス付きで歩く「キャニオンウォーク」ほか、「キャニオンバンジー」「キャニオンフライ」など刺激的なアクティビティが満載です(要予約)。
公式サイト:秩父ジオグラビティパークHPへのリンク
長瀞ライン下り(長瀞町)
和船に乗って、荒川をダイナミックに下る「長瀞ライン下り」が春先から冬の初めまで体験できます。大自然のなかを時にのんびりと、時に豪快に!船頭さんの解説がライン下りをさらに盛り上げてくれます。コースは親鼻橋から岩畳、岩畳から高砂橋までの全長3キロと、親鼻橋から高砂橋までの全長6キロの3コースがあります。真冬は「ぽかぽかこたつ舟」が運航しています。
公式サイト:長瀞ライン下り(秩父鉄道のHPへのリンク)
長瀞ラインくだりについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください!
長瀞を観光するならココ!渓谷美を楽しめるラインくだりから花の名所まで人気のスポットをご紹介
埼玉の川遊びでの注意点
川遊びなどのレジャーで楽しく遊ぶためには安全やマナーなどへの配慮も必要です。小さい子どもがいる場合は特に危険がないか注意して、子どもから目を離さないようにしましょう。
安全な川遊びの目安は大人の膝下までの深さです。川に入る際は、必ずお子さんのそばに一緒に寄り添って遊びましょう。
河川が増水する可能性があるので天気に注意
天候の変化によって河川は急に増水する危険があります。浅瀬に見える場所でも油断せず、天気予報をチェックして危険があればその場を離れるなど早め早めの行動を心がけましょう。
川の水が増水するサインとしては、「上流の方の空に黒い雲が見えた」「雨が降り始めた」「流木やゴミが流れてきた」「雷が聞こえた」などです。雨が降っているときは、橋の下での雨宿りも危険なので注意しましょう。
バーベキューなどの際のマナーに注意
楽しさからつい大声を出したり夜中まで騒いだりなどマナー違反には十分に注意しましょう。マナーを守らない人が増えるとせっかく楽しく遊んでいる人に迷惑をかけるだけでなく、その場所が使えなくなる場合もあります。
ライフジャケットを着用する
流れが急な場所や水深が深いところだけでなく浅瀬でも、川に少しでも入るときはライフジャケットを着用しましょう。サンダルは脱げやすくて危険なので、ウォーターシューズなど濡れてもよい脱げにくい靴を用意してください。
まとめ
埼玉県には魅力的な河川がたくさんあり、川遊びに適したエリアも豊富にあります。川によって、小さい子でも安心して遊べる場所、ダイナミックなアクティビティが楽しめる場所、家族でバーベキューやキャンプが楽しめる場所など、さまざまな特徴があるので、希望に合わせて目的地を選んで楽しみましょう。
- 2023/04/05新規作成